常識にとらわれない:50歳以上も100歳以上も冒険/挑戦マインドで、どんなものかわからない未来思考・想像へ挑戦しよう!

2020年は皆さんにとって未知との遭遇とも言えるデジタル戦国時代、挑戦の始まりです。

今年はオリンピックがあります。昨年のラグビーワールドカップに続き日本中がこのスポーツの祭典の感動と気づきの渦に巻き込まれ、そして自分を見つめるのです。この世界の頂点に立つために戦っている選手を見て、経営者としてどんなことが頭をよぎりますか?

常識にとらわれない;50歳以上も100歳以上も冒険/挑戦マインドで、どんなものかわからな未来思考・想像へ挑戦しよう!

私は今年で77歳の喜寿になり、第二の人生を迎えます。人間150歳まで生きることが可能といわれていますが、そう考えると丁度半ばを過ぎた折り返し地点です。

歳を取れば経験を豊富に積むことができ、常識にとらわれない思考は増々冴え、今直ぐにでも宇宙の彼方に飛翔しようとしています。やっと常識がわかってきてこれからは誰も知らない、自分も知らないものをどのようにして想像し、探したらよいのかの方法論を見つけることの重要性を考えるからです。

例えば、AI(人工頭脳)は、非常識を認めることができません。人間は、このはみだした、誰もが認めたくないこと(=非常識)をSF(科学的なフィクション)として脳にとどめ、それらを心にとめるのです。そしてそれを叡智というならば、今まで誰もが求めているものを次々と創造するCreative 思考の世界を展開し、新しい、良い文化をデザインするのです。

火を使わない鍋/ケトル、水のいらない洗濯機、光のいらない植物、ディスプレイがいらない画像、運転手がいない自動車、手術の後が消えてしまう縫合、仮想空間(Virtual Reality)。これらはCreative, Science Fiction から現実にできた製品です。現在、これらのことが論理的に可能になっているのです。

思考を飛び越える(Leap)思考とは何かを考えることができれば、あなたは風の思考力を持っているといえるでしょう。あなたが積み重ねてきた経験と新しい刺激や情報とのコリジョン(衝突)を起こさせ、いかに新しい創造を見つけるかです。

それにはスポーツ、芸術と同様に思考の上を行く思考、変容(Transformation, Leap, Warp)が大切です。幸いなことにAIの出現により世の中の知識はデータベースに蓄積されているので経験はその実効性を試すことで、新しく創造される知識(追加されるKnowledge)はデータベースが能動的に教えてくれ、さらにクラスター化した抽象的なオブジェクト分析までしてくれるようになっています。その分析/解析は数学が得意な人にやってもらえばよく、むしろアナログ的な思考が重要且つ必要になってきます。

このような思考が皆さんに求められているのです。実際にはCritical Thinking(批判的な思考)をすることで哲学的な思考が可能になり、未来への可能性を考えるトレーニングとなるのです。

もし70代以上の人が第一世代だとしたら40歳前後の人は第二世代、そして10代の人は全く新しい第三世代の思考回路を持った人生を作り上げるでしょう。第三世代の人達の想像力は第一世代の人には信じられないことが多いのです。第一世代、第二世代の人達は経験と論理性からくる積み上げ方式であり、第三世代のそれは結論から逆に下りてくるのです。何がそこに求められるかの価値観の相違を見つけることができるのです。

AIにおけるDeep Learning等もよい例です。物事の成長曲線も今までの直線からExponential、指数関数的達成曲線に変わってきているのです。何が違うのか。それは目に見えないスピードとエネルギーの大きさです。

あなたの肉体は衰えてきていますか?脳の働きはどうですか?70歳を過ぎた人たちの脳の働きは10代の子供たちのそれと同じ処理スピードと鮮明さを持っており、衰えることなく発達していることが最近の実験などでわかってきています。ただし不必要な考えを取り除かなければなりません。そのための瞑想等が経験として必要になります。

脳の働きを活発化/活性化することができ、見た目を若くすることができたら、後は筋肉を衰えさせないようにすればよいのです。あなたはできますか? あなたの細胞を取り換えればよいのかもしれません。

皆さんが100歳を超えても健康で、これからが更なる人生だとしたらどんな価値観とビジョンを創りますか? 脳という物質の中にある思考、気の持ち方のエネルギー量を変えることです。物事を決めること、人を尊重すること、宗教的な精神力を信じることなど、これらの心の在り方を勉強することです。自分の今いる位置を見定め、現実を認知することにより、それ以外の世界も見えるようになるのです。

100歳を超えても、しわや肌の色艶、筋肉の衰えはなくなっているはずです。70代以上の第一世代の人たちが今直面している未来への飛翔を一緒に考えてください。答えは幾らでもあるはずです。皆さんで変更した思考を持ち合いましょう。

仮に思考の拡大を可能にしているのがクラウドシステムだとすると、どれだけ新しいソケット(Interface)/コネクティビティーを持っているかがその人の常識となるはずです。その量は無限にあるのです。これから100年(2120年までに)、今の第三世代の人達が脳のアプリケーションを作る時代になるでしょう。あっという間ですね。既に量子コンピュータが実用化されています。今までの累乗のスピードです。素晴らしい人生となりますね。

オリンピックでは個人、あるいはチームで今までに考えられないような記録が出てくるでしょう。そしてそれらが現実の社会での常識となっていくのです。素晴らしい人生を送るためには本当に良い時代であり、未知との遭遇に立ち会うのです。その経験が現実を支える叡智となっていくのです。

今からでも遅くありません。自分が信じていたもので使えないもの、必要性のないことを取り出してみましょう。もしかしたら精神的なもの、過去の経験等はほとんどが持っていてもしょうがないものになるかもしれません。それらの要らないものを処分することで、新しい空間が生まれてくるでしょう。それらを科学的思考と呼ぶのか、哲学的、宗教的な考えとするのかは、これからの人達が結果として名づけるのです。

繰り返しになりますが、ほとんどの人が100歳の壁を超えるようになりました。日本だけでも100歳以上の人が8万人以上います。これからは70代から100歳を超えた後の第二の人生を見つめながら未来に進むのです。こんな楽しい冒険、挑戦はありませんね。これが人生の醍醐味なのです。誰にもコントロールできない幸せでもあり、自由でもあるのです。人間としての本能をフルに活用できる環境になったのです。

杉井 要一郎

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