マインドを変える ~賢く考え行動する~

上司から言われたことしかできない世代、これが昨日までの日本のリーダーです。商社、サービス、金融にかかわらず特に大手企業でキャリアを積んで働いてきた人たちは、この新しい ”気合だけではなく賢く考え行動する時代” では取り残されるだけです。

大企業は上が決めた戦略に従って金太郎飴のように働かなければならないのです。自分勝手な行動は許されないルールがあるからです。独創的な考え方は大企業には邪魔だったのです。そのような考えは中心的戦術、心の支えが乱れるからです。想像力 / 創造力よりも規律を守ることに重点が置かれていたのです。継続的な安定成長には全社員が上の言う方向に一糸乱れず整列することが、会社の成長戦略には一番重要だったからです。

 
賢く考え行動する

© naonori kohira

 

2020年の今、時代は変わって、そのような体制は完全に崩れたのです。
それは大企業だけでなく、中小企業、新規に立ち上げた企業さえも独創的な考えが重視され、一つの会社だけでなく、時には別の企業と同時に仕事をすることもできる、変化に対応できる時代になったのです。

しかし、これまで50年以上大企業の黄金の篭のルールに従っていた人たちは、頭の中では理解できても、そう簡単に顕在意識から潜在意識への脳内変換はできないのです。それが日本文化であり習慣だったからです。

大企業の戦略、企業文化の崩壊が起きて10年、これらの古き良き習慣が今では古びた経営になり、新しい変革を求められているにもかかわらず、そこから抜け出すことができず、自分がお邪魔虫になっていることに気がついていないのです。

人にものを尋ね、質問をする。それは答えを求めるためではありません。無から有を生む方程式を考える創造的な思考力を部下に与えるのです。
 

  • 自分で考えて新しい事業を起こす
  • 人に頼まず自ら実行する
  • 常に変革を意識して行動する
  • 利益思考を理解する
  •  

勉強ばかりしていても何ら社会的な果実は実りません。
自分が間違えていることを認めない、気が付かない、気をつけさせてもらっていない。
自分から創造的に考えることが出来ない、人に指図されたことはきちんとこなして自分を褒める。
 

過去の悪しき習慣からの脱皮

なぜ日本ではEntrepreneurs (企業家精神) がうまくいかないのか。ITでもIncubation(誕生期)は良いがその後が続かない。ビジネスとしてUnicorn(大きく化ける企業)にならない。それらの理由は日本の過去の成長戦略の習慣にありました。そこから脱皮できていない上司があまりにも多いのです。

頭は良くても知識、情報を吸収するだけで、理解することができない。理解できても自分の腑に落とせない。
腑に落ちても失敗を恐れて実行する勇気がない。チャレンジしたくてもどのようにして良いかわからない。
それらをトップに判らせるのがあなたの仕事です。でも、あなたの会社の上司は大丈夫ですか。

 
このコロナの影響でいろいろな会社が倒産し、今までの延長にはもう未来がないという事がはっきりしてきたのです。特に大企業の中で幹部として、上司として部下に仕事をさせ、その承認をしていたチェック族の方々は、自分では何もできないのです。

会社が大きな舵を取り方向を定め(戦略)、その漕ぎ手として会社の戦術を担ってきた人たちは、これからリストラ、会社ごとのM/A、または倒産の波を真正面からかぶるのです。昔の長銀、興銀、鐘紡、サンヨー、レナウンなどです。

今はまだ表に出ていない会社が、未来に向けて今までにないビジネスモデルを探すべく真剣に考えているのです。平均寿命が100歳の時代です。至急、マインドの変更をしてください。

杉井 要一郎

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