オープンな環境を作る  ~あなたは本当にできていますか?~

創造的思考はオープンな環境の下でポジティブに考えることが必要ですが、そんなことはわかっているという人でも本当のオープン環境というものに慣れておらず、そのような環境を作ることはなかなか難しいのです。ですから新しいことを考えているつもりでも、すぐに以前からの古い考え方になってしまうのです。

今一番重要なことは、この新型コロナの流行という環境の中でポストコロナ/ニューノーマルでの新しいビジネスモデルをいかに考えるかです。それをしないと、ビジネスはもう継続できなくなってしまうのです。リーダーのこのような思考が組織の未来の繁栄を作り上げるのです。

心ではそう思っていても、実際行き詰っているときに「ハイ、このような新しいビジネスを作りましょう」と言っても、結局今までの延長でしか物事を考えられません。

それも当然です。しかし世の中はAIを使って今までにないビジネスが次々と出てきます。AIには自尊心もプライドも、何の制約もないのです。しかし人間にはそれらを制約する潜在意識が非常に多くあるのです。

 
オープンな環境の下でポジティブに考える

© naonori kohira

 

オープンな環境とは

ではどのようにして制約のないオープンな環境を作ることができるのでしょうか。その基本をお話しします。是非とも自分の心の中に落ちるようにしてください。

そもそも自分の心に落ちてこないことが一番の問題です。潜在意識の中で、今までの書き換えができていないことなのです。自分が新しいことを考えたいと思っているときには、同時にそれを堰き止める壁があるのを知っていなければなりません。

自分ではそれをしたいのですが、潜在意識の中にある今までの信念、自信、考え方、経験、想い出のパターンと違うという無意識の抵抗があり、それが行動として出てきているのです。直観もそのうちの一つです。

特にこの新型コロナが流行している今は、多くの人の心の中にネガティブな思考が多く宿っているのです。弱い心です。創造力をつけるには、それらのネガティブな心の壁を取り除かなければ、アクセルとブレーキを一緒に踏んで自動車を運転しているようなものです。取り除けない場合はマスクをするのです。

 

習慣からの脱却

まず準備段階として、習慣から脱却しましょう。長い人生の中で自分が得意な習慣として作り上げ守ってきたもの、すなわち、外から入ってきた情報で自分の心地よいもの、今までの経験からこれは難しいと推測され、自分にはできない、現実的ではないと思っているもの、理解できないものとして自分の可能性に限界の壁を作っている思考などです。

私たちは人間ですから、もちろんすべてができるとは限りません。でも最初から限界を作ってしまっては、限られた信念、潜在知識的な能力しか使えないので、未来という無限の可能性を追求することはできません。

 

  • 過去をリセットし、無になる。そして壁を取り外しどんな苦言でも取り入れる
  • 自分の殻を破る。Out of the Box 箱から飛び出す。会話の中で自分のポジジョンを探す
  • 普段からポジティブ思考をする。誰でも受け入れて話を傾聴する
  •  

ここまでがオープンな環境を自分のものにするための第一歩です。できますか?

次に本当のオープンな環境になっているかどうかはその時の参加者の雰囲気でわかるのです。自分が所属しているチーム、会社、家庭の習慣、文化が一つのカギとなります。

その結果として、話していることがお互い本当に信頼できる話し方をしているかどうかです。その際は一切忖度(そんたく)せずに全てを率直に話しているはずですし、結果に対して責任を持つはずです。

あなたの会社の文化はどうですか。本当にオープンで自由に話していますか。もしそうでないならば、それを直さなければいけません。 
(つづく)

杉井 要一郎

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