仕事改革:忙しさとは ~作業で忙しい?考えることで忙しい?あなたはどちらですか?~

自分のやり方は古いやり方なのか、何も考えていないのか。

知らないことを勉強するのはどの時代も同じです。その時間の中で新しい仕組みを取り入れることを考えているのか、誰もができるスキルや知識をマスターしようとしているのかでその意味が全く異なってきます。
能力がない人ほど仕事が忙しく、時間がかかると言いますが、これからの時代はさらに差が出てくるのです。

仕事改革:忙しさとは

© naonori kohira

AI化で仕事が無くなる人

能力がない人はどうしてそんなに忙しいのか。それは作業に時間がかかっているからです。
作業自体が遅い、効率の悪い仕方をしている、その作業に慣れていないなどで時間とエネルギーを消耗しているのです。

はっきり言うと無駄が多いのです。上司にとって、このような人は使えません。

これまで銀行などではATMを使っていても、そこに到るまでのチェックのほとんどが手作業です。システムにお金をかけたくないのでしょうが、実際にはその間のプロセスに入力ミスなどの間違いがあります。

新人は最初、自分がしている作業の目的がわかっていないことが多いです。あるいは自分がやっていることが全体の中のどの部分かがわかっていないです。ベテランの人が30分でできるところを1時間以上かかってしまいます。なので、最初に訓練をします。

ITの場合は特にそうです。
ベテランならば1時間でできるプログラミングを普通の人に頼むと3時間かかります。いくら価格が安いからと言っても時間がかかっては効率が悪く、余計な費用が掛かり、タイミングを失うのでものすごく高くつくので、会社にとっては致命的です。

今はスピード(アジリティー)の時代です。もしそのプログラミングがAI化されたらどうなりますか。“時は金なり”と昔から言われていますが、これからは時間が全てを決める最も大切な能力です。

これからは作業が遅い人、慣れていない人、効率が悪い人は、自分がこの仕事に求められていないと理解しなければなりません。

その仕事はAIにとって代わられます。

創造的思考とは

スマートな人は考えることに時間を使い、忙しいのです。
考えていると思考が巡り、更にエネルギーを使います。

問題解決だけでなく、未来をもっと良くするためにはどうしたらよいか、今までにない答えを探求するQuiz(テスト)です。答えはいくらでもあり。尽きることはありません。それが改革です。

スマートな人は仕事の仕組みを考えます。
他の課題・問題が出てきても、それらの答えは仕組みです。

スマートな人は他の人より多くの仕組みを知っているのです。それはどのような考えで未来の課題を解決するか、という仮説またはデザイン能力です。あるいはそれを創造的思考といいます。

創造的思考ができるとデザイン思考するようになります。デザイン思考ができるとその目的のためのシナリオCreative(創造的)思考が浮かんできます。自分の出番だと言わんばかりに思考が次々に湧きでてきます。シナリオができるとどんなプロセスが良いかを考え、いくつかの思考と連携します。

ここまで来るとあとは価値観とゴールのKPI, KGIになり、さらにその後からまた課題が連鎖的に出てくるのです。

仕事をすばやくこなす仕組みを考える

このように考えることを多くの人がやれば全てがよいというわけでもありません。このように考えることができる人とできない人の間に大きなギャップが生じるからです。

共通の常識があってスタンダード・ルールを守れる人が適しています。
実際にやってみましょう。何が未来向けてに求められているか、未来の自己像ができてきます。

意外なことに、同じ課題でも99%の人が他の人とは違う思考を巡らせているものです。
このように思考力がある人に仕事が集中し、いくら仕事が増えてもそれらをこなすだけでなく、類似の内容を想像/思考すればいろいろなさばく仕組みの回答ができるのです。

あなたは忙しい人ですか?その忙しさは必要とされていますか?
あなたは忙しいけれど、余裕があり、もっと忙しくなることを望んでいますか?

思考力は自分だけでなく広く会社の未来像、未来戦略に大きく反映されます。
仕組みを考えましょう。

杉井 要一郎

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