戦略と戦術 ~上からの戦略を自分の戦術に落としていますか 指示待ちですか~

部下が上司のいう事をよく聞いて、それに従い動くことは、上司にとって素晴らしいことです。

 
しかし、その部下の言動が古い考え方に基づいていたり、単純な考え方をしている場合、あなたはそれを変えることができますか。

戦略と戦術 ~上からの戦略を自分の戦術に落としていますか 指示待ちですか~

© naonori kohira

これからのリーダーに求めるもの

これからのリーダーシップは、指示待ちばかりでは失格であると同時に、そのリーダーにとってもマイナスです。それは古いリーダーシップだからです。

 
これからのリーダー
部下の成長がはっきりと見える
部下が何事も自ら進んで行う
部下のモチベーションの在り方がわかっている
会社が求めている組織がどのような組織かが理解されている
会社の新しい価値観を理解している
部下の上司に対する期待がわかっている
上司の部下に対する期待がわかっている

 
今の世の中、情報知識はいくらでも入ってきます。情報の良し悪しを考えなければ、完全に情報過多です。
入ってくる情報の30%はフェイク、または不必要な情報です。

 
少し前までは仕事に関連する情報は、上司経由で入ってきましたが、今はインターネットなど外部の情報源から直接に、今までの10倍以上の知識を得ることができるのです。
それらの情報は一部のフェイクを除くと、正確で新しい内容です。
グローバルに次々と起きている事例からDirectに様々なことを学ぶことができるのです。

 
もちろん上司も教えてくれます。
上司が教えてくれることも正解の1つですが、もしそれが上司のLimited Belief限られた成功例からの帰結だとすれば、何にでも当てはまるわけではありません。
教えてくれることのほとんど、99%が戦術に関するもので、何通りにでも考えられるうちの1つにすぎないのです。

 
1つの戦略に対して多くの戦術があります。
戦略の数は少ないのですが、それを簡単に決めることができませんし、一度決めた戦略を途中で変更するのは容易ではありません。

 
戦術は途中で変わることもしばしばあり、状況に応じていくらでも変更できます。
このように戦術は戦略に従属したものです。

 
潜在意識はなかなか変えることができませんが、顕在意識は自由自在に変えられます。

 
戦略は上司が決めますが、部下は言われた戦略に基づき、戦術を練らなくてはなりません。
ではこの戦略を立案するにあたって、何をもとにして練り、どのように意義/意味付けをしているのでしょう。

物事を決定する際に必要なこと

あなたは物事を決定する際に、先ず戦略を考えますか、それとも戦術ですか。
本当にそうしますか。ではその理由は?

 
この不確実性の時代にあなたは何を拠り所にして考え、決定しますか。
科学も、倫理も書き換えられていく時代に、あなたが考えるときの根拠となるものは何ですか。

 
あなた自身の意志と現実の不確実性との関係を考えたことがありますか。 
上司から指示されたことを優先させますか。
それとも自分で考えたことを優先させますか。 
両者で話合いますか。

 
幸せ、愛、安全、教育、コミュニケーション、家庭、社会、豊かさ、富、価値観、健康のような抽象的なことを考える際に不確実性にどのような意味づけをして考えますか。
それとも不確実性を無視しますか。部下にとってどのような質問が最適ですか。

 
もう一度聞きます。
あなたは抽象的なことを考える際に指示待ちになりますか。
自分の主張をもとに戦略を考えますか。

 
他の人や上の人の決断を自分で再考して納得し、自分のものとして戦いますか。
それとも無駄なことが多いと無視して、自分の考えに則った行動をとりますか。

 
オープンな話し方、対話が、これからの仮説を作る基本となるのです。
やってみましょう。未来を創造するあなたのために。

杉井 要一郎

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