自分自身で考える

(前回記事)リーダーの思考力が未来を決める

思考力は自分で考える力です。
個人の能力であり知識を丸暗記する能力とは異なります。

 
日本人は金太郎飴のように、均一で、主体性がないと言われています。
脳のほんの一部だけしか利用していないのです。いわゆる知識脳、データドリブンの考え方が優先しているのです。

 
ルール、ビジョン、ミッションは日本のモノづくりには絶対に必要です。
しかし、このモノづくりも記憶、データをコアとしており、それがOSとなっているので、機械的な思考に陥っているのです。

 
データドリブンとは、師匠が作った良いものを、同じ品質が保てるように、その作った方法を学び取るのです。大企業では、上から下まで同じ思想で動かなければ、会社は組織ではなくなります。軍隊も同じです。

 
上官と兵卒が違うそれぞれの戦略・戦術で戦えば、敵にやられてしまいます。そうならないように、戦略/思想を皆が完全に理解するように、丸暗記させるのです。
自分自身で考える

© naonori kohira

型にはまらない生き方をみつける

人間の基本的な能力の1つが読み・書き・計算です。それを小中学校で習います。
義務教育と言われるものです。

 
そこにコミュニケーション能力が加わります。言葉には意味エネルギーがあります。話術です。
  
 
思考力で一番大切なことは自分で考えることです。

 
考えることは、答えを考える、質問を考える、方法を考える、スケジュールを考える、答えを出すための考え方を考える、考え方を考えることを考えるなど様々です。

 
皆同じ人間なのに、どう見ても能力は人それぞれで、異なっています。

 
勉強する人/しない人、蓄積した基礎がある人/ない人、いらない知識を持っている人、勉強が好きな人、新しいことが好きな人、挑戦意欲がある人、Proactiveな人等々。

 
どのような人を教育すれば、より成長するのでしょう。その人が成長するかしないかを見極める術を持っていなければなりません。

 
できると言ってやらない人が本当に大勢います。これは、そう言っておけば良いという癖、習慣ができているのです。自分からやりたいというモチベーションがある人はよいです。

 
その人がどのようにしたいか、何を目的としているかがわかれば成長するでしょう。モチベーションはある程度必要ですが、モチベーションに頼ることばかりでは長続きしません。

 
思考に必要な知識や情報の多くは、データベースから探すことができます。
例えば、このブログの中で、わからない言葉、説明などがあったら、SiriやAlexaなどのチャットボットに尋ねると、すぐにそれを教えてくれます。

 
折角学んだプログラムを使わないでいると、その内容を忘れてしまい、何のために時間を費やして勉強したのか、無駄になってしまいます。人間である以上は行動して、それがうまくいけば満足し、繰り返し行うことで完全に自分のものにできるのです。

 
自己実現という言葉が、マズローの欲求の5段階説の一番上にあります。またジョハリの窓という自分を分析するためのグリッドがあります。

 
これらを超えた考えを持たなければこれからの思考とは言えません。
これらは現時点での自分のステートを探すツールです。

 
自分で今までは考えたことのない考え方を考えてみましょう。それがメタ思考です。

 
今を考えるのではなくどのような考え方の仕組み、全体構造の枠外に飛び出す仕組みを捜し当てるのです。

 
これらは一連のフレームワークから推測されます。しかし、このフレームワークに頼りすぎると新しいアウトプットは出なくなります。それはフレーム内という習慣がつくからであって、そのフレームの外に出ることをしなくなり、型にはまってしまうからです。

 
型にはまらないうちにその束縛から飛び出さなければなりません。
脳の働きが柔軟な時に、その型から飛び出す習慣をトレーニングするのです。

 
脱出、壁を突き破るエネルギーを誘発するために、お互いに良い意味での批判をしなければなりません。

杉井 要一郎

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